令和4年度回天剣友会第4回常任理事会が開催されました
祝:矢野博志先生、日本武道協議会「武道功労者」受賞
会員の皆様には、日頃より回天剣友会の活動にご協力を戴きまして心より感謝申し上げます。また、各支部におきましては、コロナ禍にも関わらず様々な取り組みをされており熱く御礼申し上げます。
さて、第4回常任理事会が1月28日(土)13時30分より柴田会館にて開催されました。その概要をご報告致します。
1.会長挨拶:佐野英一
本日はコロナ禍、また、お忙しい中にもかかわらず会議に出席頂きまして有難うございました。今年度の纏めを行い次年度への準備を進めて参ります。最小の経費で最大の結果を出せるように努めたいと考えております。宜しくお願い致します。
2.議事・報告等
議題については、各担当者から以下の内容で報告・提案が行われました。
(1)令和4年度事業進捗状況について(常澄忠男理事長)
①各事業が予定の通り進んでおり、今後も計画に従って事業を進める。
②今後の予定として、回天剣友会入会式の実施や柴田旗・大野杯の支援等を行う。
(2)12月末迄の会費納入状況の報告(樋野隆明会計理事)
①未納者へ再度入金の依頼状を発送した。
②会費納入依頼に関する文書発送を、出来るだけ低廉で信頼の出来る会社に委託する。
③各支部長に会費納入促進にご協力頂くために、支部別の入金状況資料を送付する。
(3)大学剣道部の活動報告と今後の予定(右田重昭部長)
①令和5年度関東学生剣道連盟と全日本学生剣道連盟の事業計画が説明された。
②寒稽古を実施し多くのOB会員とOG会員が参加して下さった。
③男子は関西方面への遠征、また、女子は近畿大学での錬成稽古会参加を予定している。
④2月21日に卒業生の送別稽古と回天剣友会入会式を予定している。
(4)回天剣友会剣道研修会について報告(佐野英一会長)
①大学の協力を得て多摩校舎剣道場にて、11月1日(火)に16時30分から18時まで稽古を行った。大学指導者や大学生と交流が図れて大変に良い研修会になった。来年は更に多くの会員に参加して頂けるように開催日時の検討を行いたい。
(5)学連剣友剣道大会について報告(小川春喜副会長)
①コロナ感染防止対策のためチーム編成を縮小して、令和4年12月18日(日)東京武道館で開催した。
・男子1部(5人制)は1回戦敗退、同2部(3人制)は第3位入賞し全国大会への出場権を獲得した。女子(3人制)は選手がそろわず不参加であった。2部チームは全国大会で1回戦負けであった。
②選手の選考は、選考委員会を立ち上げて行うべきである。
③関西学連は好成績であった。若い会員とコミュニケーションを取りながら進めている。大学との連携も必要である。
(6)入会式について(井上一彦副会長)
・回天剣友会入会式を2月21日13時よりに予定している。佐野会長、井上副会長、常澄理事長が回天剣友会の説明と記念品の贈呈を行う。
(7)回天剣友会後援の高等学校剣道大会について(小川春喜副会長・上里昌輝理事・関川忠誠理事)
①「大野旗争奪剣道大会」が令和4年12月24日(土)から27日(火)にかけて和歌山ビックウエーブ・ビックホエールで開催された。男子78校、女子55校が参加して錬成稽古と試合を行った。大会期間中に審判講習会も実施して充実した大会となった。
②「柴田旗大野杯総争奪剣道大会」を、令和5年3月29日(水)に東京武道館にて開催予定である。消防署より3,000人以内の開催を指導されている。男子100校から120校、女子80校程度での開催を考えている。
(8)規約の改正について(常澄忠男)
①「国士舘大学回天剣友会規約(令和4年4月1日改訂)」に基づき提案され、それぞれ承認された。
②改正された条文については、令和5年度の総会に諮られた後に会報やホームページでお知らせする。
(9) ホームページの「支部活動報告」について(伊藤数典監事・ホームページ委員)
①「都道府県支部活動報告掲載のお願い」に基づき説明された。本部と各支部の連携と各支部会員同士の繋がりが深まる事を目指していると補足説明された。
(10) 回天剣友会名簿作成について(常澄忠男理事長・樋野隆明会計理事)
①名簿を作成する方向で進めて来たが、個人情報の流失被害、発送に掛かる経費の問題等があり中止としたい。電子データで支部別及び期別の情報整理をしているので、管理を万全にした上で各支部長へ提供できる。
②会長以下、参加者の承認が得られたので中止とする。電子データでの情報提供については、会報やホームページ等でお知らせする。
(11)表彰者の紹介と今後の取り組み(常澄忠男理事長)
①矢野博志先生が永年にわたり武道振興に寄与し顕著な成果を挙げた事が認められ、日本武道協議会より「武道功労者」として表彰された。国士舘大学ホームページに於いても掲載されている事が報告された。
②「国士舘大学回天剣友会表彰に関する規定」に基づいて行う表彰は、以下の通り提案され承認された。
・全日本剣道連盟有功賞受賞者の表彰は、今後益々件数が多くなる事が予想される。諸々検討して次年度からは行わない事としたい。
・全日本剣道連盟功労賞受賞者の表彰は行う。
以上の通りご報告致します。
回天剣友会会員の皆様が指導者として、選手として素晴らしい活躍をされております。また、様々な事情により剣道から離れておられる方も少なくないとお聞きしております。今後も「回天剣友会会報」や「回天剣友会ホームページ」で情報発信して参ります。国士舘大学剣道部と回天剣友会への応援を、宜しくお願い致します。
コロナ感染が第8波となり変異ウイルスの心配がございます。皆様に於かれましては、呉々もご自愛なされ仕事や稽古に励まれるようお祈り致します。