祝:男子優勝明豊高校・女子優勝中村学園
国士舘大学回天剣友会主催第46回全国高等学校柴田旗・大野杯争奪剣道大会が、3月29日(水)に東京武道館に於いて、全国各地から男子101校、女子68校が参加して開催されました。
各会場に於いて序盤から気迫の溢れる試合が展開されました。また、試合が進むにつれ体捌きの速さや打突の強さが増して行き、僅差で勝敗の決まる大会となりました。
出場選手の感想として以下の様な声が聞かれ、高校剣士にとり大変意義ある大会と感じました。
【男子選手の声】
・強いチームが沢山出ているのでとても良い経験になりました。
・新チームなので全員で繋ぐ事を意識して試合をしました。
・自分達の力がどの程度なのか知りたいと思って試合をしました。
・相手に動かされていた。これからは技の組み立てを考えて行きます。
・コロナで大きな大会に出る機会が無かったので良い経験になりました。
【女子選手の声】
・新チームなので全員で戦う事を意識して試合をしました。
・粘り強く試合をして大将まで繋ぐ事を意識していました。
・春の選抜を終えて、この大会で気持ちを切り替えて夏に向かおうと思います。
・大きな大会なので、これからの良い経験にしたいと思い参加しました。
・補欠ですが先輩の試合を観て全国レベルに近づいていると思いました。
【男子結果概容】
◆決勝戦
浜名高校1―1明豊高校(代表戦で明豊)
◆準決勝戦
和歌山東0―2浜名高校
宮崎日大1―1明豊高校(代表戦で明豊)
◆ベスト8:本庄第一高校、甲府商業高校、拓大紅陵高校、城北埼玉高校
【女子結果概容】
◆決勝戦
淑徳巣鴨0―3中村学園女子
◆準決勝戦
淑徳巣鴨2―1富岡東
中村学園女子2―1修徳高校
◆ベスト8:明豊高校、岩瀬日大高校、奈良育英高校、日体大桜花高校
【安部賞】
◆安部賞:元大会実行委員長の故安部孝司先生の功労を顕彰するための賞。
山下剣希(明豊)、藤江宥心(浜名)、太田和志(和歌山東)、遠藤誉友(宮崎日大)、青柳佑介(拓大紅陵)
荻原永亜(中村学園女子)、伊東葵(淑徳巣鴨)、平田大和(富岡東)、伊賀小姫(修徳高校)、大谷彩葉(岩瀬日大)
以上10名の選手に授与されました。
各校の皆さんが、この経験を活かして稽古や勉学に励み、夏の大会に於いて活躍される事を心よりお祈り致します。また、遠路、チームを引率された先生方と審判や会場役員を務められた皆様に心より御礼申し上げます。